子ども時代、「先生って夏休みはなにしてるのかな?」と一度は疑問に思ったことがありますよね。
よく勘違いしている人が多いのですが、教員は夏休みも基本的に出勤することになっています。(なので、子どもと同じように休みということではありません)
ただ、子ども達が学校にこない分、仕事の負担はかなり軽減されます。
今回は、学校の先生は夏休みどんな過ごし方をしているのかを紹介したいと思います。
現場の「夏休み」の位置づけ
私立も公立も教員の残業代がでないことは共通しています。とはいえ、部活の公式戦や地域の大会(陸上大会など)への引率や出張などで土日に出勤しなくてはならないこともあります。
普通の企業だったらここで時間外手当などがつくのですが、教員の場合は「振替休暇」をもらうことが多いです。つまり、「土日に働いた分を他の日で休んでください」ということです。
いつ休んでもOKというのが建前ですが、現実としては子どもたちが学校へ来る日は休めないでしょう。
なので、夏休みなどの長期休暇で「振替休暇」や「有給」を消化する場合が多いのが現状です。
具体的には、私の職場の場合は大体夏休み(約40日)のうち、出勤したのは20日ぐらいが平均でした。(途中、お盆休みとして一週間ぐらいもらえるのが一般的です。)
夏休みに出勤して何をしているのか?
基本的に夏休みに「今すぐやらなければいけない仕事」はほとんどありません。なので、部活に力をいれたり、9月以降の授業準備にあてたり、学校によっては研修を実施したりしています。
普段とは全く違い、ゆっくりと職員室で読書をしている強者もいます。笑
出勤、退勤時間は?
夏休みは基本的に定時で帰ることができます。
普段、19時を越える事も多いのが教員の仕事なので、夕方の定時で帰れるのは本当に奇跡です。
今回は、私立教員の夏休みについてお話しました。
「私立」も「公立」も正直夏休みの扱い方は同じです。
私立の場合は学校によっては全部「自宅研修日」というようにして休みにしているところもあるようですが、私の学校は違いました。笑
また、私立の進学校の場合だと、夏期講習などを実施するため、それはそれで忙しいかもしれません。
とはいえ、やはり教員にとっても嬉しいのが夏休み。普段は教員という仕事のネガティブな面ばかり注目されがちですが、こうした夏休みにがっつりと休みをとって海外旅行などに行くことができるのも教員の仕事の良さかもしれませんね。
コメント