現役教員が語る学級開き【学級経営のテクニックをお教えします】

いよいよ新年度の季節になりました。

今年はコロナウイルスの関係で少し余裕のある年度末を過ごせたのではないでしょうか

今日は、現役教員(教務主任&学年主任)として学級開きに関する学級経営のテクニックをお教えします

テクニックはたくさんあるので、今回は厳選して紹介します。

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核となる生徒を見極める

あくまで教員はファシリテーターであって、集団の一員ではありません。

つまり、勘違いしてはいけないのは、教員はクラスの一員ではない、ということです。

あくまでクラスを構成しているのは生徒です。

よく、クラスの一員としてがんばる教員もいます。

もちろん、悪いことではないと思いますが、ご存知の通り教員の仕事は多忙を極めます。

そのため、生徒に任せられることは全て任せる、という姿勢は重要です。

生徒に任せるためには、重要なのは核となる生徒を作ることです。

そして、年度を通じて核となる生徒を使い指示を出していくシステムを作るのです。

このシステムが機能し始めると、核となる生徒が徐々に自分の判断でも指示がだせるようになります。

持ち上がりの場合は昨年度の様子を踏まえながら、今年度から担任の場合は昨年度の担任から聞いたりしながら、核となる生徒を見極めましょう。

目標を立てる

これはよくある方法ですね。

ありふれていますが、とても大切なことです。

生徒にできるだけ具体的な目標を立てましょう、

具体的な目標とは、数値化できる目標です。

たとえば、漢字テストの平均80点以上、英検4級をとる、などなどです。

おすすめは1学期のみの目標にすることです。

年間を通じた目標だと、正直だらけますし、学期ごとの目標であれば、1学期の反省をいかし2学期の目標を立てることもできます。

ルールづくり

これもありふれていますが、やはり大事なことです。

年度始めに必ず学級のルールを明確にしましょう。

そして、ルールを破った場合は必ず指導をしましょう

1度見逃すと命取りです。

そういった意味では、ルールをたくさん作るのではなく、本当に必要なルールを作ることが大切です。

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この記事を書いた人

【経歴】
大学院修了後、日本のとある中高一貫私立学校にて勤務中!!
小中高の教員免許及び国際バカロレアの教員免許を所持。大学時代には言語教育、大学院時代には帰国子女や海外の日本人学校の研究をしました!
もうすぐ30歳!!1歳の息子を子育て中です!!

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