小学校及び中学校・高校・特別支援学校・養護教諭の論作文で愛知県で出題された教員採用試験で実際に聞かれた小論文のテーマを紹介していきます。
愛知県の論文試験の概要
時間:60分
字数:900字
愛知県における論文試験のテーマの傾向分析
前提として愛知県の論文試験のテーマはとてもユニークなものが多いです。
多くの自治体では過去の傾向からその予想ができましたが、愛知県はかなり予想するのが難しいです。(名古屋市の教員採用試験も同様のことが言えますが…。)
ただ一つ傾向として言えるのは、
現状を把握しどんな教育的なアプローチができるかを考える
という問題パターンになっています。
なので、対策としては、現在の教育時事とそのための専門的なアプローチの仕方を事前に考えることです。
■2011年度
「言葉のもつ力」について,あなたの考えを簡潔に論述しなさい。その後、自分自身の体験や教育観とかかわらせて具体的に論述しなさい。
■2012年度
次のグラフ(内閣府「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査」)は,全国の青少年を対象に実施した「最近の世の中の出来事についてのあなたの考え方に,強い影響を与えているものを挙げてください(複数回答可)。」というアンケートの結果である。この結果から,現代の子どもの意見形成の状況をどう読み取るか。また,そこからあなたは教師として,児童・生徒が成長していくうえでどのような指導を心掛けるか述べよ。
■2013年度
■2014年度
次のグラフは,全国の小・中・高生を対象に実施した「あなたは今の自分について『今の自分が好きだ』と思いますか」というアンケートの結果である。このグラフから,あなたはどのようなことを読み取るか。また,それを踏まえて,あなたは教師としてどのような教育を心掛けるか。900字以内で述べよ。
■2015年度
次の文章(門脇厚司著『子どもの社会学』)を読んで,あなたは何が問題だと考えるか,またそれを踏まえて、あなたはどのような教師になりたいと考えるか。900字以内で述べよ。
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