現役私立学校教員が語る「私の子どもは絶対私立中学に通わせない!!」

今回は、現役私立学校教員(中高一貫校)として働く私が、「私の子どもは絶対私立中学に通わせない!!」理由について紹介していきたいと思います。

さて、現在、少子化の流れによって、一家庭の子供にかけるお金は増加傾向にあります。

私立中学にも同様のことが言え、私立中学に通わせる、いわゆる「お受験」をする子供も増加ています。

実際にこのサイトを訪問してくださる方の中には、

「子供を受験させようかな?」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

 

ですが、今回は教員として内部で働くからこそ見える、私の考えを説明していきたいと思います。

私立中学に通わせない一番の理由は【社会とは異なる独特な空間】だからです。

私立中学の場合、公立中学とは違って家庭の金銭的な負担がかかってきます。

当然ですが、お金持ちが多いのは言うまでもありません。

「所得の高さ=人間力の高さ」であれば問題ないのですが、そうもいかないのが世の中。

子供も「僕の家はお金持ちだから偉いんだぞ!!」という子供も少なくありません。

たいていそう言う主張をする子供は、学力レベルが低いもしくは学校生活で非行にいきがちです。

理由は簡単で、自分が勉強では周りに劣るため、違うものでプライドを保っているのです。

ただし、こうしたものは公立中学でもいえますよね。

私が自分の子供を私立中学に通わせない理由は、

【社会とは異なる独特な空間】

と言いましたが、

つまりは

「日常レベルで金銭感覚が狂う(=自分はすごい人間だと勘違いする)」

からなのです。

子供から話を聞いていると、

「土日でゲーセンで何万つかって遊んだ!!」

「スマホのゲームに何十万課金したぜ!!」

「この時計〇〇のブランドなんだよ!!」

などなど、そして通学バッグは何万もする高級ブランドのリュック…。

こうした生活は、当然社会の一般的なレベルから見ると、「普通」ではありません

ただし、こうしたレベルの環境の期待する保護者やご家庭もあると思います。

こうした場合は私とは違う考えをお持ちかとおもうので、気にしないでください。

でも、何度も言いますが、社会からみるとこうしたレベルは「普通」ではありません。

こうした保護者は大抵が「普通の暮らし」を子供時代に経験し、社会に出てから成功して「普通ではない(=社会的にレベルの高い)」暮らしができていると思います。

つまり、大抵の成功者は「普通」のことを知っているからこそ「普通ではない生活」ができているのではないか、と私は思っています。

でも、子供はいわゆる世の中の「普通」を知らずに生きていくことになります。

それは、ものすごくもったいないことなのです。

「うちの子は一生裕福な暮らしだからご心配なく!!」

という場合もあると思います。

でも、「あなたの裕福な暮らしを支える、ビジネス相手(消費者)は普通の人」です。

(もし、お金持ちを相手にビジネスを一生すると決めている場合は問題ありません。)

だから、私は子どもを私立中には通わせません。

 

 

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この記事を書いた人

【経歴】
大学院修了後、日本のとある中高一貫私立学校にて勤務中!!
小中高の教員免許及び国際バカロレアの教員免許を所持。大学時代には言語教育、大学院時代には帰国子女や海外の日本人学校の研究をしました!
もうすぐ30歳!!1歳の息子を子育て中です!!

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