最近は学校現場でも個性が尊重される時代ですが、
不登校の増加
が最近顕著になっているのをご存知でしょうか。
かつては、
「学校に行かないのはダメ!」
という絶対的な考えがありましたが、
最近は、
「無理はしなくていいよ」
というのが最近の学校現場での指導方針です。
なにはともあれ、現場にいる身としては
不登校になるのはかつては
「いじめられている」
という場合が多かったのですが、
現在は、
「友達はいるけど学校には行けない」
「夜中のゲームがやめられず、朝起きられない」
など、不登校の理由は本当に多様です。
なので、かつては珍しい存在であった「不登校」も
今では珍しい存在ではありません。
だれしもが「不登校」になる可能性があるのです。
そこで大事なのは、対応の仕方です。
ここで間違えると、どんどん失敗します。
ちなみに、保護者として改めるべきことの心当たりがあればこちらも参考にしてください。
では、どんな対応をすればいいのか、
結局は学力の保証をすることです。
勉強の方法について知りたい方はこちら↓ 現役教員が語る「不登校が家で勉強できるコツはこれだけ!!」
ただし、学力の保証のために家庭教師や塾を考えている方は要注意です。
不登校の生徒を家庭教師や塾に入れて満足すると確実に失敗します。
今回はその理由についてお教えします。
なぜ家庭教師や塾がいけないのか
その一番の理由は「コスト」です。
正直、不登校の場合「1日7時間×週5」をやらないと意味がありません。
もしあなたのご家庭に1日7時間もの家庭教師を週5でつけることができるのであれば、問題はありません。
ただし、多くの人がそうではないですよね。
しかも、「1日7時間×週5」というのは、ただの学校生活と変わらない授業数です。
つまり、これだけのコストを払って、やっと学校に通う周りの子供と同じだけの学力が保証されるのです。
ちなみに、この場合はおそらく月に20-30万は最低かかるのではないでしょうか。
通常の場合は家庭教師や塾の場合、多くが1時間の授業をして「宿題」で自主学習を促します。
もし学校に行っている場合はたしかにそれでも対応できます。
なぜなら、学校に通っていると、そもそも自宅に帰ってくるのが夕方以降ですので、自宅での自主学習もやるとしても1-2時間程度だからです。
しかし、不登校の場合自宅での学習時間が多くなるため、宿題を出されたとしても、1日に5-6時間の宿題をこなす必要がでてきます。
決して、宿題の量が多すぎるということではなく、
一人で勉強するのに5-6時間もできるはずがない、というのが問題なのです。
集中力がまずもちませんし、それを週5で継続的に行うことはまず100%不可能です。
なので、学力の保証を考えるにあたって重要なのは、
1日7時間分の勉強に付き合ってくれる存在がいること
なのです。
もし、保護者が1日ずっと付き添って勉強をみてくれるのであれば問題ありません。
しかし、実際は難しいですよね。
なので、おすすめするのは、
「通信教材」
です。
さらにいうと、
紙媒体ではなく、映像授業をしてくれる「通信教材」
がおすすめです。
理由は大きく2つです。
1つは、映像授業の場合、授業が受け放題だからです。
つまり、週に1時間受けても、週に7時間受けても、金額は変わりません。
なのでコスト面は解決されます。
もう1つの理由は、「戻れる」からです。
不登校になってすぐに何か対応がされるということは決して多くありません。
きっと、この記事をご覧の方々も、すでに何週間や何ヶ月前には「不登校傾向」に気づいていたのではないでしょうか。
不登校の学力の対応を考え始める頃にはいくらか授業に遅れている場合がほとんどです。
しかし、映像授業の場合、どんなに戻っても(=つまり前の学年の授業をうけるなどをしても)、授業料は変わりません。
なので、どんどんつまずいた範囲までさかのぼって学習ができるのです。
今回は
【不登校】は家庭教師や塾に通わせるな!
ということで話をすすめていきました。
もし、相談があればいつでもお問い合わせください。
コメント