我が息子も生まれて10ヵ月が経とうとしています。
そんな中、今日は、あらためて「イクメン」ってなんだろう、ということをこの10ヵ月の経験から考えていきたいと思います。
そもそも「イクメン」ってなに??
イクメンとは育児をする男性(育児メンズ)のことで、家事や育児に積極的に関わろうとする男性を指します。
自分で言うのもなんですが、この定義でいうと私もイクメンに当てはまり、奥さんが妊娠している時から家事のほとんどを行っていました。
というより、そもそも同棲を含め2人で暮らしていた期間においても、普通に家事は分担して行なっていました。
なぜ「イクメン」が少ないのか?
「イクメン」という人たちが評価される背景には、皮肉にも、社会一般的に「イクメン」が少なく貴重な存在である現状が存在しています。
よく、「家事ができないから」なんて言い訳をする男性もいます。
世の中の男性は結婚すると家のことを全て奥さんに任せきりにするそうですが、
私が思うに、家事能力が欠如しているからではないと思います。
仕事から帰って家事をするのが面倒だから、例え共働きであっても家事は女性の仕事と決め付けて奥さんに押し付けています。(要はめんどくさいわけですね。)
多くの男性は急な環境の変化に適応できていないだけ!
平日は私も仕事があるので日中の育児は奥さんがしており、帰宅した夜からバトンタッチです。
主に夜ご飯の後片付けや風呂掃除、オムツ替えや寝かしつけを行います。
赤ちゃんなので当然夜泣きをします。夜泣きは元気に成長している証なので、これを止めさせることはできません。
しかし大人たちにとっては睡眠不足の原因であり、これが育児ノイローゼを引き起こすこともありますよね。
だから私は自分だけ別の部屋で寝るということはせずに、時間ごとに交代して仮眠をとっています。少しでも赤ちゃんの世話から離れて体を休めることが大切だと思います。
夜泣きがひどい日もたくさんありますが、自分が起きている間に奥さんが眠れているなら満足です。
女性は妊娠してお腹が大きくなるうちにだんだんと母性が目覚めます。
でも正直、男性は赤ちゃんが生まれてくるまで父親という実感があまり湧きません。
突然育児と直面した気分になって現実逃避したくなるのも分かります。家族が1人増えただけで今までのライフスタイルは激変し、自分のペースも崩されてしまいます。
イクメンにする方法は「イクメンになれば楽だということを感じさせる」こと!!
男性は家庭環境の変化に対応するのが遅いものです。
でも、本来ならば嬉しい変化なので、悲観せずに前向きに捉えるのが良いのですがなかなか実感できないかもしれません。(できていれば既にイクメンのはず!!)
私は我が子が可愛いのはもちろんですが、奥さんを労わりたいと思っており育児で追い詰められる姿を見たくありません。だから彼女が悩んでいる時は負担を少しでも軽くしてあげるために夫婦で話し合います。
これが一番大事なのです。
すごく露骨な表現ではありますが、自分がイクメンになれば、奥さんのイライラは軽減されます。
その結果、それをみてこちらがイライラすることもないのです。
そう、イクメンになれば家庭生活が楽なのです。
初めて親になって慣れないこと、分からないことだらけでも、協力しようと行動に出れば良い家庭を築けます。
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