今日は現役教員からみる「不登校が家で勉強できる」ためのコツをお教えしたいと思います。
さて、現在、不登校の割合は右肩上がりだと言われています。
かつては「絶対学校に行きなさい!!」という家庭が多かったのですが、今では「学校に行くだけが全てではない」という家庭が増えているようです。
ただ、この場合、そうはいっても心配なのが「学力」の面ですよね。
現在中学卒業まで義務教育という日本では、無償で1日あたり7時間ほどの勉強の機会が平等に与えられています。
これは言い換えると、もし不登校になると、1日あたり7時間ほどの勉強の機会を放棄している、ということになります。
1日7時間というと、1週間で35時間。
もしあなたが35時間勉強しなさいと言われたらできますか?
多分、せいぜい1週間ももたないと思います。。。
今回は学校に行かずして、でも勉強は遅れないように、そんな策を考えましたので紹介していきます。
大事なのは勉強時間の確保
不登校の場合、圧倒的に足りなくなるのは「勉強時間」です。
やはり、週に35時間という時間を自習するというのは現実的には不可能です。
しかし、かといって勉強をしないと、より同級生との学力差は広がるばかりです。
なので、どうにか1日7時間の勉強時間を確保しなくてはいけません。
勉強時間を確保する方法は「教員としての役割を作ること!!」
勉強時間を確保する方法は「教員としての役割」を作ることです。
これは、教員を家に呼べとか、そういうことではありません。
どんなに優秀な子供でも、毎日7時間自習するというのは不可能です。
しかし、学校では1日7時間の勉強を日常的に行なっています。
なぜ、可能なのか。
それは、教員がいるからです。
ここでいう教員の役割は
①監視する(集中力を保つ役割)
②教える(新しく知識を与える)
の2つの役割があります。
なので、「監視する」「教える」という2つのことができる人をつければよいのです。
教員をつくる方法
これは大きく分けて2つの方法があります。
①身近な人が担う
②教員を雇う
しかし、現実的には、身近な人にお願いしても、1日7時間も何かを教えるというのはかなりの負担ですし、かといって家庭教師(もしくは塾)を1日7時間も行うのはコスト的にも不可能でしょう。
そこで今回、この打開策としてお教えしたいのは、「タブレット学習」です。
これは、先ほど言った「監視する」「教える」という役割を担うことができるだけでなく、コスト面も問題なく、さらには学校と同じ進度で勉強をすすめることができるというまさに不登校の子供にとってはメリットばかりなのです。
この点について詳しくは以下の記事で詳しく説明しています。
今回は不登校の子供の勉強方法について紹介しました。
大事なのは、勉強時間の確保、そしてそのために一番有効なのはタブレット学習だということです。
現在、時代も大きく変わり、勉強スタイルも多様に存在するようになりました。
ぜひ、保護者の方にも子供に合った学習方法を提供してもらえたらと思います。
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