今日は教員になるためにはどういった手順が必要なのかを解説していきたいと思います。
<教員になるまでの流れ>
①大学に入学
②単位取得 → (免許取得)
③教員採用試験(教員になるための就職活動)
小学校教員と中学校・高等学校の教員では免許の取得の仕方が異なります。
①大学に入学編
<小学校教員の場合>
小学校教員になるためにはまず、教育学部(初等教育が学べるところ)に入る必要があります。(小学校教員免許が取得できる大学一覧はこちら→内部リンク<2018年度最新版>小学校教員の教員免許が取得できる大学一覧 )
<中学校・高等学校教員の場合>
中学校・高等学校の教員免許を取得する場合は、必ずしも教育学部である必要はありません。例えば文学部であれば国語の教員免許が取得できますし、経済学部であれば社会科の免許を取得することができます。
ただし、免許を取得するためには、教職課程の授業を取らないいけないため、学部の単位とは別に教職課程の単位をとらないといけなくなります。つまり、教員免許を取得しない人と比べると2倍の負担になると考えておいてください。
この点に関しては、以前、説明しているのでぜひ参考にしてください。
☆内部リンク教員志望にアドバイス!教育学部に通うメリットとデメリット
<単位の取得→免許取得 編>
①単位の取得
②特別支援学校での実習(2日間)
③介護施設での実習(5日間)
④教育実習(約3〜4週間)
これを無事に修了すると教員免許が取得できます。医者や看護士のように国家試験はありません。単位をとれさえすれば免許がもらえるというのが教員免許の特徴です。
<教員採用試験編>
教員免許を取得したからといって就職先が確定するわけではありません。教員として働くためには一般的に教員採用試験に合格しなくてはいけません。(公立の場合と私立の場合では採用までのプロセスが異なります。)
内部リンク:<簡単解説>私立と公立の教員採用に違いを教えます!
今回は教員になるための手順について説明しました。正直、教員免許の取得は単位さえとればよいので簡単です。しかし、その分、採用試験は大変です。ある調査結果では、合格者の3分の1しか新卒での合格はないようです。
内部リンク:教員採用試験の準備期間☆1年間あれば必ず合格できます!!
ですので、しっかりと教員採用試験への対策はやっていくようにしましょう。
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