いよいよ今年度も終わりに近づいてきました。
来年から教員となる新任教員のみなさんはとても不安なのではないでしょうか。
特に、多忙と言われる教員ですので、
「どんなことしているんだろう?」
「何時に帰れるのかな?」
と不安になることも多いでしょう。
ですので、今日は私自身がみなさんと同じ立場の時に(つまり、3ヶ月後に採用される身だったら)、知りたかったなという情報を紹介したいと思います。
一日のスケジュール
①朝は早いほうが良い!
朝は大抵8時25分前後の始業になるでしょう。
学校によっては、部活の朝練や校門指導があるので出勤時間は早くても大体7時半〜8時過ぎの間になります。
私の感覚では、朝の出勤は早い方が良いです。
朝早いメリットをいくつか紹介します。
メリット①
ただでさえドタバタする朝なので、子ども達が来る前に出勤して少し落ち着きながら仕事を始める一日の方が絶対に良いです。
メリット②
職員室も人が少ないため、プリンターなども空いています。
メリット③
朝に余裕があると、多少前日の仕事が残っていてもここで消化できます。
後にも記述しますが、教員の仕事に終わりはありません。
完璧を求めれば求めるほどとてもじゃないですが消化しきれません。
なので、終わりの時間(つまり退勤時間)は決めておいたほうが良いです。
終わりの時間までに消化できなかった場合は朝にまわす方法が良いでしょう。
②一日平均4〜5コマを生かせ!!
中学校教員の場合、教科担任制なので、一日だいたい4〜5コマの授業を担当することになります。小学校教員でも音楽や家庭科などの教科専任がいれば空きコマがこれくらいになるでしょう。
これは、逆にとらえれば、1日2コマぐらい空き時間があるということです。
分掌によっては会議などが入りますが、新任の場合はそこまでないでしょう。
つまり、この2コマでいかに授業準備をするかが重要となってきます。
ちなみに、新任の場合、「生徒会」関係(文化祭などの行事運営)の分掌の場合が多いです。
これは、若さをいかして生徒と身近になってもらおうという意図かなと思います。
つまり、なにが言いたいかというと、行事前以外はそこまで会議などがないのです。
なので、新任にとっては授業以外の労働は「授業準備」「部活動」が大きな柱となります。
もしこの2コマで授業準備が終われば、放課後は部活動をし、多少残業したとしても毎日7時過ぎには帰ることができるという計算になります。
③放課後の過ごし方
正直、あなたが部活動にどこまで力をいれたいかによってかなり変わります。
部活動を趣味だと思える教員もたくさんいるので、あなたの気持ち次第でしょう。
ただ、あくまで、部活をするのは生徒です。
安全確保の面で教員がいるのが本来の姿でしょう。
なので、極論、パソコンを部活場所に持っていって仕事をしたって構わないのです。
部活をどうしていきたいかについては最初からしっかりと意識したほうがよいでしょう。
今回は、現役教員の一日のスケジュールについてお話しました。
新年度に向けて、みなさんが準備できることは、今のうちに教育関係の本を読むと良いでしょう。
モチベーションもUPすると思います。
新年度、幸運を祈ります!!
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