私立学校教員の残業代は払われない!元私立学校教員が実態をお話します

こんにちは。今日は、私立学校教員の残業代についてお話します。

私は実際に愛知県の私立学校の教員をしていました。他の学校の先生からのお話も聞いているので、今回お話することはほぼ一般論として間違いないと思います。

<私立学校の教員は残業代は支払われない>

まず、タイトルにあるように、私立学校教員は残業代は支払われません。

私の学校の場合は土曜日も授業でしたので、月曜から土曜までの週6日勤務です。ただ、毎週あったわけではないので実質は隔週土曜日計算です。

では、週6日というと労働基準法的に大丈夫なのかという疑問を抱かれるかもしれませんが、実は大丈夫なのです。(多分。笑)

というのも、この学校は定時が16時台だったので、週の合計労働時間はぎりぎり法律的には大丈夫だということです。

<部活動や保護者対応などの放課後勤務は?>

定時は16時台というお話はしましたが、当然、放課後は部活動や保護者対応といった勤務があります。変な話しですが、この時間の手当は一切つきません。

授業準備はたしかに家でもできますし、どこまで授業の準備をするかは教員裁量なので勤務時間外でもなんとなく納得はできます。(この感覚も少しマヒしているかもしれませんが。笑)

しかし、保護者の電話や来校の来応、三者面談、部活動、お客さんの対応(例えば修学旅行などでの旅行会社との打ち合わせ)などは一切無給でやることになります。

よく、公立では、月に数千円の部活動手当がつくという話しを聞きます。数千円は微々たるものですが、私の勤務していた私立学校では全くそういったお金は発生しません。

<絶対に避けられない時間外労働の時は?>

上記のように基本的に時間外労働はお金が発生しません。しかし、例えば修学旅行で土日を挟む場合や公式試合で土日に引率をしなくてはならない場合は学校もどんな言い訳もできない状況です。笑

こうした場合のみ特例として私の学校では「振替休日」として、働いた分、他の日にお休みできるという仕組みがありました。

平日は当然休めないので、実質は夏休みといった長期休暇に振り替えるのが一般的でした。(労働基準法的には一週間以内に振替をしなくてはいけないそうなので、正直この方法は違法だろうなと思いつつも、平日には絶対とれないので結局はこういった形が横行していました。)

<普段の残業時間は?>

最後に、私の残業時間をお教えしたいと思います。私には家庭があったため、「部活動が終わったらすぐ帰る」というのを徹底していました。もし、保護者対応などがあれば、部活動の時間にいれてもらうというようにしていました。(その点では、うちの学校は部活動を現場で常に監視しなくてはいけないということはなかったので助かりました。)

なので普段は6時半過ぎには退勤するようにしていました。私は、他の教員に比べてかなり早く帰っていた方だと思います。

それでも「1日2時間の残業×5日×4週間=40時間」の平日の時間外勤務と、土曜日は午後に部活があったので「土曜日の午後5時間の残業×2(月隔週)=10時間」の時間外勤務により、月に少なくとも50時間は無給労働をしていました。

これでも、例えば「中学校教員の8割が月に100時間の時間外労働」というニュースもあるので、私はかなり少ない方だったと自覚しています。

ただ、逆に言うと、私は「時間外は極力しない!!(とはいうものの職場を乱すことも絶対しないように)」という教員だったので、これ以上減らすのは正直無理だと思います。

他の教員のことを考えなければできなくはないですが、実際は無理でしょう。

以上が私立学校の残業代の実態です。あくまで私の経験した学校の話しですが、多くの私立学校が似たような実態だと思います。

それでも、私立学校は雑務が公立に比べて少ないので個人的には働いていてよかったなと思います。

他にもぜひ記事を読んでみてください!!

内部リンク:<元教員が語る「違い」>公立中学と私立中学のメリットとデメリット

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