東京に在住の場合、子どもにかける教育費が高い傾向にあります。
「別に家庭教師には興味ないんだけどな」という方でも、他の友達が家庭教師や学習指導塾に通っていたら、我が子がクラスで置いていかれるばかり…なんてことも。
良くも悪くも、東京では家庭教師や学習指導塾で放課後に勉強するのが当たり前になってきています。大都市の場合は同じ傾向がいえるでしょう。
さて、いざ家庭教師を雇うとなっても方法がわからないという人も多いと思います。
家庭教師を雇う方法は大きく分けて2つです。
<家庭教師を雇う方法>
①個人で探して契約をする(=家庭教師を個人契約する)
②家庭教師会社(例えば家庭教師のトライなど)で契約し派遣してもらう(=派遣型家庭教師)
結論から言うと、「②派遣型家庭教師」の方がおすすめです。
今回は家庭教師を個人契約するときのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
(ちなみに管理人は個人家庭教師と会社派遣型の家庭教師、個人指導塾の3つで教員経験があります。)
<個人契約家庭教師のメリット>
①安い
基本的に教師に支払われる給与は変わりません。家庭教師の会社から派遣される家庭教師の場合でも、家庭から月末に教員に直接お金を渡す場合も多いです。
個人で家庭教師を契約した場合でも同様でしょう。
ただ、家庭教師の会社から派遣される場合は、教員に支払う給与以外に家庭教師会社に支払う月謝も重ねて支払わなくてはいけません。
これがだいたい1万〜3万になります。ですので、個人家庭教師の場合だとだいたい1万〜3万は安くなると考えていいでしょう。
さらに、家庭教師会社を通す場合、教材の購入が必要になる場合がほとんどです。
しかも、その教材が1冊1万円とするので、入会金と合わせると5万円〜10万円が初期費用としてかかることも多いです。
そうしたコストも含めて個人の家庭教師はお得だと思います。
<個人家庭教師のデメリット>
①トラブルになりやすい
家庭教師を雇うということは当然、家庭教師の先生には子どもの教育を大きく担ってもらうことになります。
一生に一度しかない受験なども控え、正直、失敗は避けたいですよね。
個人契約の場合、「教師が急にこなくなった」「給料でもめた」「教師の都合で休みになった」などトラブルが多いのも事実です。
また、信頼関係がある状態で契約するなら良いですが、そうでない場合は、あかの他人が家にくるわけですが、かなり危険性が高いことは容易に想像できます。「盗撮」「盗難」といったリスクがあることは念頭に置くべきでしょう。
②指導体制が体系化されていない(=計画性が無い)
さきほど個人契約家庭教師のメリットとして、「安い」ことを挙げました。特に教材費がかからないことはメリットであることに間違いありません。
しかし、逆を返すと、「教材がある」=「指導の流れが決まっている」、ということなので、個人契約家庭教師の場合はそうした計画性が無いことも多いです。
個人家庭教師の場合は会社に管理されていないため、こうした学習計画が管理されないことが多いのは事実です。
③受験情報が少ない
個人家庭教師の場合、受験情報は家庭教師の先生が自ら得る必要があります。
家庭教師会社の派遣の場合は当然、会社が情報を提供してくれるので最新の受験情報を得ることができます。
受験は情報が物を言うので、「他の人がもっている情報を持っていない」なんて状況は避けるべきでしょう。
今回は個人契約家庭教師のメリットとデメリットについて説明しました。
個人契約家庭教師はデメリットが多いので正直おすすめしません。
東京の場合は正直、家庭教師を個人契約するのは比較的簡単です。ただ、子どもの教育は一生に一度なので、失敗をしないように最大限のリスク管理はした方が良いでしょう。
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