今回は大人気のバイトの1つである塾講師の個別指導塾と集団指導塾の違いを簡単に解説していきたいと思います。
教える人数は?
個別指導塾の場合、1人〜2人を教えます。完全個別指導で無い場合は2人同時指導のことが多いです。2人の場合、同時に教えるのですが、教科が異なったり学年が異なることも当たり前のようにあります。
そういう場合は一方に解説をしている時はもう一方に問題を解かせるなどして対応をしていくことになります。
集団指導塾の場合、約10〜15人を同時に教えることが多いようです。いわゆる学校の授業のような形ですね。
給与は?
個別指導塾の場合、時給で約1000円〜1500円のことが多いようです。
集団指導塾の場合は時給で約2000円〜2500円のことが多いです。
なので、集団指導塾の方が、給与は高い傾向にあります。
教える難易度は?
一般的には、個別指導塾の方が、生徒の学力は低いです。それは、集団指導塾についていくことさえもできないから個別指導を選ぶという人が多いからです。
ですので、自身の学力が不安であるなら、個別指導塾をおすすめします。
ただ、個別指導塾の場合学習習慣がついていない子供も多いので、学習習慣のサポートを手厚くやっていく必要があります。(日割りで宿題を出すなど。)
一方で、集団指導塾は、受験に向けた指導の場合が多いです。
なので、子供達にやる気がある場合も多いですが、その分、集団指導塾では教える教科の授業の質は求められるでしょう。
また、子供達が難関高校や難関大学を目指している場合は当然そういった過去問を当たり前のように解説できないと信頼度は下がってしまいます。
働きやすさは?
個別指導塾の方が柔軟です。生徒とのやり取りの中で「次回火曜日に変更しても良い?」というようなこともできます。また、教員数も多いので、自分の大学のテスト前などは授業担当を変わってもらえることもあるでしょう。
しかし、集団指導塾の場合はそうもいきません。
なので、柔軟にスケジュールを対応してくれるのは個別指導塾でしょう。
働いてみてのそれぞれの魅力
個別指導塾の場合、1人1人との関係はとても密接なものになります。なので、「教え子」というような感覚を子供達に持てます。
また、コミュニケーションが密な分、学校の話や恋愛の話など、色々なことを相談してくるでしょう。
年も近い分、弟や妹のようにかわいがってしまうかもしれませんね。
集団指導塾の場合、いわゆる学校の先生のような経験ができます。個別指導塾のように1人1人との関係を築くことも大切ですが、今後社会人になることを考えると「集団をどうやって動かしていくか」を考えて実践していくことは大きな経験となるでしょう。
また、あなたの授業が多くの人に影響を与えるのですから、受験などの合格率が高ければ、達成感を大きく味わうことができるでしょう。
今回は個別指導塾と集団指導塾の違いを簡単に解説しました。
同時に掛け持ちをしている人も中にはいるので多くの業種を経験してみるのもいいですね!
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