今回は、「Z会Asteria」の総合探究講座についてお話していきたいと思います。
ちなみに、「Z会Asteria」とは、大手通信教育会社「Z会」が開発した最新の教育アプリになります。
内容は3つあり、
「英語4技能講座」「数学新系統講座」そして「総合探究講座」です。
今回は「総合探究講座」に焦点を当て話をしていきたいと思います。
(内部リンク:英語4技能講座についてはこちら)
対象年齢は中1〜高3
「Z会Asteria」の総合探究講座は対象年齢が中学1年生〜高校3年生です。
他の2つの講座は中学生〜社会人までを対象にしています。
ですので、総合探究講座は他の講座に比べ「大学受験」を意識した講座だと言えるでしょう。
大学受験を意識した講座
大学入試改革において、これまでも問われていた「知識・技能」に加え 「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」が学力の3要素と呼ばれ、重視されるようになってきました。
2020年度からの大学入試改革に先んじて、「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を問う問題はすでに出題されつつあります。
具体的にどんな内容なのか?
先ほど、今後の大学受験では「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」が問われていくことは説明しました。
Z会Aateriaでは「協働学習」「個人学習」「探求学習」の3つの学習形態でこうした能力を育てることを可能としています。
それぞれの内容を詳しく説明をしていきます。
大学入試に結びつく学習①「協働学習」
「協働学習」では、受講者どうしでオンライン・ディスカッションを行います。
これを経験することで、課題解決や協働のために必要なスキルが明確になり、コミュニケーションを通して主体的に学ぶ姿勢が生まれます。
例えば、これまでの事例として
【観光】観光事業にはどのような良さがあるのか?
というテーマがあります。
学習者はテーマパークや工場の誘致と比較し観光にはどのような良さがあるのか、熱海や小樽の事例をもとに議論をするというものでした。
そして、このテーマに対して以下のようなSTEPで学習をすすめていきます。
(引用:Z会Asteria 公式HP)
大学入試に結びつく学習②「個人学習」
「個人学習」では、Ipadで映像講義を見て、確認問題を解いていきます。
解答は即時判定されます。
ここでは、コミュニケーションや問題解決に必要なスキル・知識が養われます。
例えば、これまで実施された個人学習のテーマとしては
- 仮説を立てよう
- 統計資料の扱い方を学ぼう
- 反論のしかたを学ぼう
- 議論の進め方を学ぼう
- 議論をもとに提案してみよう
- コミュニケーションの基礎
- ディスカッションの技法
といったものがあります。
学習者は
1.映像講義(例「議論の進め方を学ぼう」)
相手の言い分で正しい箇所を取り入れることが大切」といった内容を学びます。
2.確認問題(例「議論の進め方を学ぼう」)
大学入試に結びつく学習③「探求学習」
「探求学習」では、社会の第一線で活躍する人の講義をアプリ内で視聴していきます。
社会の課題や自分が将来どのように貢献できるかを考えるきっかけとなるでしょう。
例えば、これまでだと
株式会社CyberZの岩崎謙汰氏による
「AR・VRで何ができる?何が変わる?」
というテーマで「仮想現実」「拡張現実」などとも言われているこの技術において、ただ面白いというだけでなく、実生活にも役に立つことや、実際にVR・AR等の開発についての講義が実施されました。
今回は「Z会Asteria」の総合探究講座についてお話しました。
「Z会Asteria」の総合探究講座ではこの3つの学習方法によって、「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を伸ばして行くことになります。
そしてこの力こそ新大学入試で必要となる力であり、問われていく力でもあります。
これまで大学入試に向けてはいわゆる「講義」を一生懸命聞き「暗記」することが求められました。
今後の大学入試に向けては「Z会Asteria」の総合探究講座のように「本当の学力」をつける必要があります。
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