少子化が進む今の世の中、家庭教師や塾などに通う子供がますます増えていることを知っていますか?
今回の記事では、家庭教師、個別指導塾を経て私立学校教員となった管理人だからこそわかる、勉強が苦手な子ほど通うべき家庭教師&塾をズバリお教えします。
結論からいうと、
勉強が苦手だけどやる気がある場合 → 通信教育
勉強が苦手だしやる気も無い場合 → 家庭教師 or 個別指導塾
家庭教師や塾などに通う子供が今後も増えていく
「え?日本の子供が減れば教育産業は衰退するのでは?」と思いがちですが、むしろその逆です。
一世帯あたりの子供の数が減れば当然子供にかけるお金も増えますね。
そうです、学校での授業だけでは他の子供に遅れをとる時代になっていく可能性が高いのです。
つまり、勉強ができない子とできる子の間にははるかに差が開く時代になったのです。
勉強が苦手な子ほど家庭教師や塾に通わなくてはいけない。
でも、裕福な家庭ならまだしも、普通のご家庭にとっては、家庭教師や塾はものすごくお金がかかるイメージはありませんか?
あるサイトによると、
週に2回の指導の場合
集団塾は3万円程度、個別指導塾では4万円程度、家庭教師では5万円程度
と言われています。
そうすると、入学金も合わせると年間でなんと40〜70万ほど最低でも必要だということです。
なんでこんなことを最初に紹介したかというと、現実問題、家庭教師や塾、通信教育、どれを選んだとしても結局お金は多かれ少なかれかかるからです。
現実的に考えて、安いお金で高い効果を得られた方が良いのは当たり前のことですよね。
また、仮にここで安く費用がついた場合、ほかの習い事(例えば英会話など)をやることだってできるのです。
こうした意味でもあくまで最大限の効果があるという前提のもと安い費用でも抑えられる最適なパターンを紹介していこうと思っております。
さて、本題に移りましょう。。。
苦手な子ほど通うべきなのは家庭教師か個別指導塾!
勉強が苦手な子は2つの性格に分類できます。
それが、
「勉強が苦手だけどやる気はある子」
「勉強が苦手だしやる気もない子」
です。
それぞれに合った方法を紹介していきます。
<勉強が苦手だけどやる気がある子の場合>
結論からいうと、勉強が苦手だけどやる気がある子の場合、
「家庭教師or個別指導塾」
をおすすめします。
理由は、こういった子どもの場合、下のような特徴をもつからです。
①勉強が苦手な子は勉強する習慣をもたない
まず1つ目の特徴は、勉強が苦手な子は勉強する習慣がないということです。
なので、勉強しているのを見守る監視係がまずは必要なのです。
例えば、完璧に分かるすばらしい授業が1時間で行われたとしましょう。
その後、宿題を先生から出されて、数日後、実際に自分でその宿題をやろうとしても「全く分からない」ということはものすごく多いパターンです。
どんなに分かりやすい授業を受けて理解したとしても、実際に自分のみの力で解けなくては意味がありません。
これを解決するためには、週に1回のみでは間違いなく足りません。
つまり、回数を重ねていく必要があるのです。
もちろん、数より質という考え方もありますが、こういったタイプの子どもの場合、そもそも数が圧倒的に足りていません。
最低でも2、3回は週に見てもらい、何度も自分で解く機会を設けてもらわなくてはなりません。
②勉強が苦手な子は何がわからないかもわからない
勉強が苦手な子の特徴としては、「何がわからないのかもわからない」ということです。
なので、それを丁寧になんでつまづいているのかを見てくれる存在が必要なのです。
そうすると、集団ではなく、個別(1対1)で見てもらうほうが良いと言えるのです。
③勉強が苦手な子は勉強する気を無くしている
勉強がわからなくなりもうやる気が起きなくなって気付いたら今の状態…という子供も少なくありません。
その場合、そもそも家庭教師や塾の先生に対して「家庭教師の日は楽しい!」「塾に行きたい!」という思いを持たせなければなりません。
私は家庭教師や個別指導塾の講師の経験がありますが、授業のある日に授業の内容だけの会話で終わるということはまずありませんでした。
結局のところ、塾の講師として大事なのは、授業のわかりやすさと同時に、生徒のモチベーター(やる気を起こさせる人)であるということです。
このように考えると、1対1で関わってくれる家庭教師or個別指導塾が良いと言えるのです。
また、ここまでの話しでお分かりかもしれませんが、、、
私がいう「家庭教師や個別指導塾」は「学生に教えてもらえる家庭教師や個別指導塾」であり、プロの家庭教師やプロの個別指導塾ではありません。(もちろん塾長や家庭教師運営側はプロですが。)
学生に教えてもらうのは不安だと思うかも知れませんが、学生に教えてもらうメリットはたくさんあります。
特に、①生徒との近さ、②金額(=コマ数を増やせる)、という点でのメリットは大きいです。それぞれ以下に説明しますね。
<家庭教師&個別指導塾に通わせることのメリット>
①生徒との近さ
これは想像つくかと思います。子どもにとっては、おじさんおばさんに教えてもらうより20歳前後のお兄さんお姉さんの方がしゃべりやすいですよね。
家庭教師や塾の先生に会うのが楽しいとまずは思えるような環境がつくられることが最大のメリットです。
②金額
私が実際にやっていた家庭教師の例だと、週に2回(計4時間)で月に3万円ほどでした。週4回(計8時間)でも4〜5万円程度です。
1コマ当たりの値段を下げる事ができれば、当然、コマ数を増やすことができます。
値段が低くなり1コマあたりの質が下がるのではないかと思うかもしれませんが、勉強が苦手な子ほど、周りの先生が見守っている時間が多く必要なので、授業の質よりも時間をまずは高める必要があると考えています。
では、次に勉強が苦手だけどやる気がある子も場合について紹介していきます。
<勉強が苦手だけどやる気がある子の場合>
勉強が苦手だけどもやる気がある子の場合、
「通信教育」
がおすすめです。
やる気がある場合、通信教育は最強
子どもにやる気がある場合、通信教育は最強です。
理由はなぜか、それは、
通信教育は自分のペースでできるから
です。
昔の通信教育は紙媒体で、毎月送られてくるようなものでした。
しかし、現在の通信教育は、ネットで配信される授業を好きなだけ受けられるというものになっています。
なので、やる気があればあるほどどんどん伸びていくのです。
極端な話しですが、東進ハイスクールがこんなにも難関大学進学者数を伸ばしているのは、こうした難関大学を目指してやってくるやる気がある子どもが自分のペースで受講しているからなのです。
しかも、こうした通信教育の授業者は洗練された力のある講師ばかりです。
これは考えるとわかると思うのですが、映像が配信されるのですから、20人教室の授業者とネットの大多数に向けておくる授業者では、影響力に雲泥の差があるのです。
つまり、会社の威信をかけて授業を洗練された講師に任すのです。
なので、わかりやすさは多くの家庭教師や塾などに勝るでしょう。
今回の記事では、家庭教師、個別指導塾を経て私立学校教員となった管理人だからこそわかる、勉強が苦手な子ほど通うべき家庭教師&塾をズバリお教えしました。
勉強が苦手だけどやる気がある場合 → 通信教育
勉強が苦手だしやる気も無い場合 → 家庭教師 or 個別指導塾
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