今回は子どものスマホ問題について現役教員として紹介していきたいと思います。
教員として働いているとよく
「いつから子どもにスマホをもたせたら良いでしょうか?」
と質問されます。
現在、携帯の所有率は中学生の入学時には約7-8割、卒業時にもなると9割越えという状況にあります。
その中で心配されるのが
「スマホ依存」
です。
今回は子どものスマホ依存を防ぐためのポイントをお教えしたいと思います。
永久保存版です!!
☆スマホ依存を防ぐためのポイントのまとめ☆
結論:スマホ依存を防ぐためには「ルール作り」と「徹底」が大切!!
<作るべきルール>
*使用時間 *使用場所 *破った場合の罰則(これが大事)
↑結局はスマホを早く持たせた方が最終的には楽(これは、早いほど子どもとルール作りが容易&徹底の癖をつけやすいから)
スマホ依存を防ぐポイント1「スマホは早くもたせるべし!!」
教員としての経験上、意外かもしれませんがスマホは早くもたせるほど良いです。
理由はいくつかありますが、大きく言うと2つです。
①反抗期前の子どもの方がルールを守らせやすい。
②購入が遅いとスマホを我慢した反動で依存になりやすい。
中学生になると、子どもも生意気になってきます。
反抗期なので、いちいち口ごたえをする子どもも多いでしょう。
小学生の時は素直に親の話を受け入れていた子も、中学生になると難しくなってきます。
スマホ依存を防ぐためには、ルールを徹底して守らせることが大切になります。
この徹底をさせるには、早い段階でルールを守る癖をつけることが必要であり、それをやりやすいのは小学校の時期なのです。
スマホ依存を防ぐポイント2「ルールの徹底」
スマホ依存を防ぐ最重要ポイントは「ルールの徹底」です。
そしてルール作りにおいて重要なのは
子どもとともに決定すること
です。
必ず話し合いを行い、お互いが納得した状態でルールを開始するのが大切です。
ではどのようなルール作りが必要なのでしょうか?
ルール1「使用時間の約束」
スマホを手にさせる前に必ず使用時間の約束をしましょう。
つまり、何時まで使用できるかを決めるのです。
スマホ依存の場合、一番怖いのが昼夜逆転してしまうことです。
夜中に触っていたらいつの間にか朝になっていた、なんてこともあります。
すると、学校の授業で爆睡、という悪循環にもつながります。
ルール2「使用場所の約束」
スマホを持たせる不安は、「スマホ依存」だけではないでしょう。
ネットによる事件も近年は増加しています。
それを防ぐために、スマホの使用はリビングだけにする、というのは有効なルールになります。
ルール3「ロックはかけない」
ネット犯罪を防ぐためには、子どものネット使用内容を把握する必要があります。
毎日チェックするのは子どもも「私のこと信用していない!」となり反感をかうので、時々チェックするぐらいにしましょう。
ルール4「罰則を決める」
もしルールを破った場合のため、罰則を必ず決めましょう。
そして、本当にルールを破った場合は必ず罰則を実行することが大切です。
実は、学校でスマホをこっそり使っている子どもを指導するときに、保護者に連絡をいれることがよくあります。
すると、保護者の中にはよく「次なにかスマホ使用で問題があったら解約する!!」なんて言う家庭もよくあるのですが、2回目に同様に指導にあたっても実際に解約する家庭はいません。
結局は保護者が許してしまうのです。
すると子どもも「破っていいや」となります。
なので、絶対に実行できる罰則を子どもとともに考えましょう。
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