子どもにいつからスマホを持たせる?「いつから持たせるべきなのか??」現役教員が語ります

今日は子どもにいつからスマホを持たせるべきなのか、というテーマで現役教員が語っていきたいと思います。

ズバリ、スマホを持たせるのにおすすめの時期は

中学入学まで

です。

正直、早ければ早いほど良いです。

意外に思うかもしれませんが、経験上これは間違いありません。

 

 

中学段階でスマホは確実に必要

我々、大人からすると、

「スマホって必要なの?」

「無くても生きていけるでしょ」

というのが正直なところ。

なんなら、お金もかかるし、スマホ依存やネット犯罪なども心配、というのが本音ですよね。

でも、そもそも世の中は現在、ネット社会です

今、私たちが生きるこの社会はスマホが当たり前に存在する社会なのです。

そうであるにも関わらず、

子どもを我々の何十年も前の常識で縛るのはむしろ危険です。

言うならば、子どもをスマホから遠ざけていくのは、時代からかけ離れさせようとしているのです。

現在の日本では、中学生になると、スマホの保有率は7〜8割を超えます。卒業までには9割以上の人がスマホを所有していることになります。

子ども達のコミュニケーション手段は現在はLINEといったSNSです。

もはや、スマホがないとそういったコミュニケーションをとることさえできないのです

「いやいや、学校で直接話せば?」

「家に固定電話があるでしょう!」

と言う意見もあるかもしれません。

しかし、時代は変化しています。

学校で直接話すこと以上に子どもたちはネット上で会話をしています。

ネット上の会話の続きが学校での会話になることも多々あります。

固定電話で会話する子どもは今の時代いません。

子ども達が生きる社会がネットを中心にコミュニケーションをとるのですから、スマホがないとコミュニケーションをとることができません。

中学生の段階で社会で取り残されないためには確実に必要なのです。

 

そもそもなぜみんなは中学生で持たせるのか?

中学生のスマホ保有率が高い割合を占めているのですが、この理由はなんでしょうか?

一番は、「連絡」をとるためです。

中学生になると、部活や塾、遊びに行くにしても、夜が遅くなりがちです。

また、行動範囲が広くなるのも中学生の特徴です。

そうした中で、連絡を取りやすくする手段として一般的に購入されているようです。

小学校では必要ない??

厳密に言うと、必要はないと思います。

ただし、経験上、スマホを保有するのは早ければ早いほどよいです。

簡単に理由をいうと、

 

①ルールを守らせやすい年齢(反抗期の場合言うことを素直に聞かない場合がある)

②周りが多くもっているわけではないのでSNSなどに夢中になりづらい

③「ずっと欲しかった」子どもが中学で持つと、「依存症まっしぐら」

 

だからです。

例えば、高校生でやっとスマホを手に入れて子どもと小学校5年生で手に入れた子どもではスマホ歴が5年の差があります。

そもそもこの5年間で子ども達はびっくりするほどのネットの活用術を学びます。

保護者はそもそもスマホのゲーム依存などにばかり注意がいってしまいますが、

そういう子どものICT活用術は凄まじく、動画作成やプレゼン資料の作成術に関してはおそらくご両親を越えるのではないでしょうか。

 

今回は

いつからスマホを持たせるべきなのか、

について紹介をしました。

スマホを持たせることを阻止しようとするのは現代社会においては無意味なことだと私は思います。

むしろ、スマホは必要なものだからこそ早めから徹底して共存する方法を教育していくことが大事なのではないでしょうか。

ぜひ、早めに購入してしまうことをおすすめします。

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この記事を書いた人

【経歴】
大学院修了後、日本のとある中高一貫私立学校にて勤務中!!
小中高の教員免許及び国際バカロレアの教員免許を所持。大学時代には言語教育、大学院時代には帰国子女や海外の日本人学校の研究をしました!
もうすぐ30歳!!1歳の息子を子育て中です!!

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