今日は教育実習で多々ある自己紹介の場面について紹介していきます。
GWも終わり、いよいよ教育実習の季節に突入していくことになりますね。
私も長年教育実習生の指導にあたりました。
最初から教員としての素質がある実習生もいますが、中には残念ながら子どもに好かれず辛い実習になる実習生も現実にはいます。
教育実習において重要なのは「準備」です。
一言「準備」と言っても、準備には色々な種類があります。
心の準備、授業準備、子ども達の名前や情報を理解しておく準備、などなどたくさんです。
逆に、準備がないから不安や失敗をするものです。
今回は教育実習において抑えておくべき自己紹介のポイントを場面別で説明していきます。
これを抑えておけば間違いなく良いスタートダッシュを切れますので必ず実践してください。
場面①事前打ち合わせ編
教育実習では実習に先立って事前打ち合わせが行われます。
ここに参加するのは、校長をはじめとした管理職と指導教官のみです。
ここで初めて指導教官などと顔合わせをすることになります。
ここでの自己紹介で大事なポイントは
*熱意を伝えること(なぜ教員になりたいのか、なぜ実習にきたのか)
*自分の人柄を伝えること(どんな人生を歩んできて、どんな大学でどんな勉強をしているのか。趣味や所属していた部活などなど)
です。
先生達も実習生のことに興味があるので少し長く話しをしてもかまいません。
この人にしっかり指導してあげたいな、と思われるような誠実な自己紹介をしてみてください。
また、余談ではありますが、私の場合、教育実習生として実習に行ったときは、急に
「一分間であなたの自己紹介をしてください」
と言われました。
こんな面接のようなことを言われる学校もあるので心の片隅で準備しておきましょう。
場面②初日の朝の職員会議
多くの場合、教育実習初日の朝の職員会議で自己紹介をすることになります。
ただ、朝はものすごく忙しいので、ここでは長々と話をするべきではありません。
ですので内容としては、
*大学名、名前、教科、担当学年、「宜しくお願いします!」
のみで大丈夫です。
ここで長々話しをしたら間違いなく嫌われるでしょう。笑
ハキハキと素早く短い自己紹介をここではしましょう。
③担当クラスでの自己紹介
朝のホームルームにて挨拶をします。
朝のホームルームの時間は学校によって異なるので一概には言えませんが、そこまで多くの時間を取れるということはないでしょう。
ただ、人間、第一印象がとても大切です。
教育実習においてここで子供達に興味をもってもらえるかは今後の教育実習を大きく左右します。
ですのでしっかりと子供のハートをキャッチしましょう!
自己紹介のポイントとしては
①名前、出身(あまり大学は言う必要はないと思います。むしろ、どこに住んでいるとかの方が子供達も理解できるかなと。)
②趣味(子供達に共感してもらえるものなど)
ただ、注意点として、ここで自己紹介のネタを出しすぎるのはよくありません。
というのも、多くの場合、この後、学年集会やホームルーム、学級活動の時間などをつかってたっぷり自己紹介の時間が用意されている場合が多いからです。
なのでここでは多くは語らず、その後の自己紹介タイムでがっつり話をしましょう。
今回は教育実習における場面別自己紹介を紹介していきました。
自己紹介マジックのセットなども市販されているのでそういったものを利用するのも一つの方法かもしれません。
自己紹介が得意な人はそうそういません。大事なのは準備をしっかりしておくことです。
素晴らしい教育実習になることを心から祈っています!
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