教員採用試験のシーズンもいよいよ終盤ですが、無事に採用試験は上手くいったでしょうか。
もし、上手くいった人もそうでない人も、「もし落ちたら」と考えると不安でいっぱいではないでしょうか。
そんな「もし落ちてしまった場合」を今のうちに考えてみましょう!
(実際、本当に落ちてしまった場合は冷静に考えられない場合も多いので、今のうちに考えることはとても大切です。)
今回は、日本人学校の教員になるという選択肢を紹介していきたいと思います。
記事最後には私がこれまで書いてきた「私立学校教員の採用」に関しても紹介しているのでぜひそちらも参考にしてください。
そもそも日本人学校ってなに?
日本人学校とは簡単にいうと
日本国外でありながら、日本国内の教育カリキュラム(=文科省準拠のカリキュラム)で運営している学校
のことです。
当然、日本の教育プログラムなので、日本の教員免許を取得(もしくは年度内に取得予定)であれば教員として働くことができます。
採用パターンは大きく分けて2パターン
日本人学校で働く場合、大きく分けて2つのパターンがあります。
それは、
①海外子女教育財団における派遣
②文科省における派遣
です。
ただし、現在教員未経験であったり、非常勤や臨時採用として働いている場合は文科省における派遣の申し込み資格はありませんので、多くの人は「①海外子女教育財団における派遣」となります。
(ちなみに簡単に「文科省における派遣」は、現役の教員が校長の推薦をもらい、教育委員会の推薦を経て合格を勝ち取るという難しいパターンです。ただし、給料は簡単にいうと2倍もらえます。笑)
海外子女教育財団における派遣までの流れ
海外子女教育財団における派遣の場合、募集時期は2回あります。
1回目は7月頃、2回目は11月頃です。
1回目は、自分で赴任校を選ぶことができる、という特徴があります。
逆にいうと、2回目はどこの国へ派遣されるかわからないということになります。
海外子女教育財団のホームページにて詳細は確認できますのでぜひチェックしてみてください。
給料や契約年数はどうなのか?
さて、給料面も気になると思いますので紹介しておきます。
大体ですが、多くの学校では教員採用初年度分の給料はもらえます。
また、住宅を無料貸し出しという場合が多く、現地の物価が安い場合も多いですので、むしろ生活費用はかからずに貯金ができる場合も多いようです。
契約年数は2年間(もしくは1年延長可能)です。
今回は、教員採用試験に落ちた場合に日本人学校の教員の道を紹介しました。
私立学校教員への道も紹介しているので是非参考にしてみてください。
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