春節ってなに?2025年はいつから始まるの?

今日のホームルームでは、”春節”についてわかりやすくお話しします。

春節(しゅんせつ)は、中国でいちばん大きなお祝いの日のことです。日本でいうお正月みたいなものですが、中国ではもっと盛大にお祝いします。実は、中国だけじゃなくて、韓国やベトナム、そして世界中の中国人が多い場所でも春節をお祝いしています

さて、2025年の春節はいつから始まるのか気になりますよね?

カレンダーを見てみると、2025年の春節は1月29日(水曜日)です。

この日は旧暦(きゅうれき)という昔ながらのカレンダーで新しい年が始まる日なんです。

では、なぜ春節はこの時期にあるのでしょうか?

それは、月の形が関係しています

昔の中国では、月がだんだん細くなったり大きくなったりするのを見て、カレンダーを作っていました。

そして、新月(まんまるではなく真っ暗な月)が出る日を1か月の始まりとしていました。

春節は、その新月が見られる旧暦の1月1日にあたります

また、春節は農業と深い関係があります。

冬が終わり、春が近づいてくるこの時期は、昔の人たちにとって新しい年のスタートを祝うのにぴったりだったのです。

このため、春節の日付は毎年少しずつ変わるんですね。

春節は通常1週間以上にわたってお祝いが続きます。学校や会社も長い休みになることが多いので、多くの人が家族と過ごしたり、旅行に出かけたりします。そのため、この時期は交通機関がとても混雑します。飛行機や電車のチケットがすぐに売り切れることも、、、。


爆買いってなに?

春節の時期になると、ニュースで「爆買い」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

これは、中国の観光客が日本や他の国でたくさん買い物をすることを言います。

特に何が人気だと思いますか?

特に、電化製品や化粧品、お菓子などが人気です。

どうしてこんなに買い物をするのかというと、春節は家族や友だちにプレゼントを贈る習慣があるからです。

だから、この時期にデパートや観光地がすごくにぎやかになります。

また、日本製品は品質が高く信頼できるというイメージがあり、中国の人々から非常に人気があります。

日本の観光地でも、中国語で書かれた看板やメニューが増えているのは、春節の時期にたくさんの観光客を迎える準備をしているからなんです。


春節の特別な習慣

春節にはいろんな特別な習慣があります。その中でも有名なのが「紅包(ほんぱお)」という赤い袋です。この中にはお金が入っていて、親や祖父母が子どもたちにあげます。日本でいうお年玉と少し似ていますね。

他にも、家の掃除をしたり、特別な料理を食べたりします。たとえば、魚(さかな)は「余る」という意味と同じ発音なので、たくさんの幸せやお金が余るようにと願いながら食べます

また、「春聯(しゅんれん)」という赤い紙に縁起の良い言葉を書いて家の入口に貼る習慣もあります。これは悪いものを遠ざけて、幸運を呼び込むと信じられています。夜には花火を打ち上げたり、爆竹を鳴らしたりして、新しい年の到来を盛大に祝います。


日本にある大きな中華街は?

日本にある三大中華街を知っていますか

横浜、神戸、長崎、ですね。

海外にも日本人街がある!

考えてみれば当たり前なのですが、海外でも日本人街が存在します。

例えば、サンフランシスコのJapantownはアメリカ最古の日本人街の一つで、現在も日本文化の拠点として親しまれています。「日本センター」には和食レストランや日系書店が集まり、毎年「チェリーブロッサムフェスティバル」で桜や日本文化が祝われます。

ロサンゼルスのリトル・トーキョーは歴史ある日本人街で、日系スーパーやラーメン店、寿司店が軒を連ねます。日本アメリカ国立博物館では、日系アメリカ人の歴史と文化に触れることができます。

こんな感じでぜひ海外旅行に行ったときに「日本人街」を訪れてみるのも面白いかもしれませんね!

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