よく教員はブラックな職場だと言われます。
その要因は「定時で帰れない」から。
しかし、私は初任の時から定時で毎日帰っています。
そして、プロフィールに記載の通り、それなりに成果も出してきています。

詳しいテクニックは今後随時発信していきますが、大きくどんな感じで定時で帰れるを実現しているのかを今回は紹介していきます。
仕事は喜んで自ら受ける
正直、ここが一番大事です。
定時で帰る人のなかで「仕事をせずに帰る」人がいます。
個人的にはそういう人はダサいと思っています。
定時で帰るのはもちろん権利ですが、仕事を十分にせずに帰っていたら簡単にいえば「嫌われます」。
嫌われることになにも思わない人は良いのですが、私はできれば職場では好かれていたい。
さらにいえば、職場で嫌われる人は教育者なんて、子供からしたら嫌です。
なので、目指したいのは「あの人定時に帰るけど、めっちゃ仕事できるやん!」です。
そのために何をすべきか、
それは、進んで仕事を受けることです。
例えば学年の仕事。宿泊研修があれば「00の仕事やっておきますよ!」と進んで言いましょう。
また、誰かに「1つお願いしても良いですか?」と言われたら笑顔で「10個でもよいですよ」「私でよければなんでもしますよ!」と言いましょう。私はこれが口癖です。
仕事を人よりも1.5倍すること、それがまず定時で帰る絶対条件だと私は思っています。
減らして良い仕事
経験上、仕事ができる人は「増やすこと」よりも「減らすこと」が得意です。
なにか新しいことをするならばまずはなにかをやめることが必要です。
しかしそれがわかっていない人ほど「増やして増やして増やす」。
そして、キャパオーバーするのです。
先ほど言った通り、人の仕事はどんどんもらって受けてください。
しかし、その分「減らす」作業も同じぐらい必須です。
では何を減らせるのか、その基準は「無くても問題ないこと」です。
「無くても問題ないこと」とは?
教員は真面目な人が多いので何でもかんでも子供のためならばやる人が多いです。
しかしそれって効果あるものなのですか?
例えば、学級通信。
あれのレイアウトにこだわる必要ってありますか?
そもそも一生懸命に通信名(「ホップステップジャンプ!」など)を考えている人、それって本当に意味がありますか?
たしかに、こだわったほうが綺麗ですし、通信名に思いを載せた方が良いという気持ちはわかります。
しかし、それって本当に教育的な効果、ありますか?
もっと言えば、無くても教育的効果は変わらないのではないですか?
学級通信にこだわる人はたくさんいます。
私自身、通信は必要と思っていて、保護者からもたくさんの感謝の声を本当にたくさんいただきます。
しかし、私の通信にはタイトルはありません。
レイアウトもありません。
ただのメールのような文書です。しかしその代わり、子供の一人一人の様子がわかるように細かく様子を記載しています。
そして、写真もただの添付状態で40枚ほどアップします。
そもそも学級通信は何のために出すのか。
私の場合、保護者に向けて、私の教育観を伝え共感を仰ぐこと、
そして、その方向性に沿って家でサポートしてもらうことを求めています。
もし私が親ならば、レイアウトは気にしません。その代わり1枚でも自分の子供の写真が見られれば嬉しいです。
大事なのは、1つ1つのことに「それって意味あるの?」と思うこと。
そして、無くても良いことはやめること。
ほかにもたくさんやめて良いことがあります。
例えば、私が教科主任をやったとき、毎週の定例会議をやめました。
必要な情報は資料で共有、必要な際に会議を開いた結果、年間の会議数はおそらく4分の1程度になりました。
しかし、なにもトラブルはおきませんでした。
むしろ会議時間をなくす代わりにお互いの授業見学の時間というミッションを課したこともあります。
冷静に考えてみてください。
もし20人規模の会議を1時間行ったら、それは20時間分の人件費です。
時給3000円だとしても、6万円の人件費がかかった会議です。
その会議に6万円の価値はありますか?
もし意味のない会議をすれば6万円が無駄になります。
例えば会議1つをやめたとして週に1時間の空きが出たとします。
そしたらそこで本当にやるべき仕事をするのです。
これが本当にだいじな考え方だと思っています。
他にもあります。
例えば、小テスト。
そもそもですが、小テストって意味ありますか?
1ヶ月でよいので小テストをやめてみましょう。そして、成績は落ちたかをしっかりと分析してください。
もし、「変わらない」のであれば、あなたの小テストは無駄だったということ、すぐにやめましょう。
意識すべきは「変わらない」のであればそれはやめても良いことだということです。
子供の成績が伸びないので放課後に残そう、という先生もよくいます。
ですが、それで実際伸びましたか?
もちろん「やったほうがよさそう」なのはよく理解できます。
でもそれって教員の自己満ですよね。
この現実を理解して、冷静に「本当にこれって効果あるのかな」を判断してみてください。
今回は定時に毎日帰る教員がどのような意識で仕事をしているのかを紹介しました。
具体的なテクニックは今後どんどん発信していきます!
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