近年、子どもがスマホを持つ年齢がどんどん低年齢化しています。それに伴い、
「いつから子どもにスマホを持たせたら良いでしょうか?」
という質問を保護者の方々からよくいただきます。
現在、中学生の入学時点でのスマホ所有率は約7〜8割、卒業時には9割を超えています。
その中で多くの保護者が心配するのが「スマホ依存」です。
今回は、現役教員の視点から子どものスマホ依存を防ぐためのポイントをお伝えします。
スマホ依存を防ぐための結論
結論:スマホ依存を防ぐためには「ルール作り」と「守らせる徹底」が大切!!
スマホ依存を防ぐためにに必要なのは「ルール」とそれを「守らせること」です。
そして、作るべきルールについては、下記の通りです。
スマホ依存を防ぐ上で最も重要なのは「ルールを徹底すること」です。
ここで大切なのは、子どもと一緒にルールを決めること。
親が一方的にルールを決めるのではなく、子どもと話し合い、納得した上でルールを作ることが成功の鍵です。
では、どのようなルールを作るべきでしょうか?
ルール1:「使用時間の約束」
スマホを持たせる前に、使用時間を必ず決めましょう。
特に、夜間の使用は制限することが重要です。
スマホ依存が進むと、昼夜逆転の生活になり、学校の授業で寝てしまうという悪循環が生まれます。
例えば、
・平日は21時まで、休日は22時まで
・就寝1時間前にはスマホを使わない
といったルールを設けると良いでしょう。
ルール2:「使用場所の約束」
スマホ依存だけでなく、ネット犯罪やトラブルを防ぐためにも、スマホの使用場所を制限することが効果的です。
例えば、
・スマホの使用はリビングのみ
・寝室には持ち込まない
といったルールを作ることで、安全にスマホを使うことができます。
ルール3:「ロックはかけない」
ネット犯罪やトラブルを防ぐためには、子どものスマホの使用状況を把握することも重要です。
毎日チェックするのは子どもの信頼を損なう可能性がありますが、「時々チェックする」というスタンスが適切です。
あくまでこのルールを定めた上で購入しましょう。購入してからではなかなか聞いてくれない可能性があります。
ルール4:「罰則を決める」
ルールを破った場合の罰則も決めておきましょう。
ここで大切なのは、実行可能な罰則を設定すること。
例えば、
・ルールを破ったら 翌日はスマホを使えない
・3回ルールを破ったら 1週間スマホを預かる
といった具体的なルールを決め、必ず実行することが重要です。
実際、学校では「次にスマホのルールを破ったら解約する」と言っている保護者が多いですが、実際に解約する家庭はほとんどありません。
こうした対応では、子どもも「破っても大丈夫」と思ってしまいます。
そのため、実際に守れる罰則を設定し、しっかりと運用することが大切です。
スマホ依存を防ぐためには「スマホは早く持たせるべし!!」
意外かもしれませんが、スマホは早く持たせるほど良いです。その理由は大きく2つあります。
① 反抗期前の子どもの方がルールを守りやすい
中学生になると反抗期を迎える子どもが増えます。
小学生の頃は素直に親の話を聞いていた子どもも、中学生になると口ごたえをすることが増え、ルールを守らせるのが難しくなります。
そのため、小学生のうちからスマホに関するルールを作り、習慣化させることが重要です。
② 購入が遅いと我慢の反動で依存しやすい
中学からスマホを持ち始めた子どもは、これまでの我慢の反動で一気にスマホにのめり込む傾向があります。
その結果、スマホ依存になりやすくなるのです。
まとめ
スマホ依存を防ぐためには、「ルール作り」と「徹底」が最も重要!
- スマホは早く持たせた方がルールを守らせやすい
- 子どもと話し合ってルールを決める
- 使用時間・使用場所・罰則を明確にする
- 決めたルールは徹底し、例外を作らない
子どもがスマホを持つことは避けられない時代ですが、正しく付き合うことで、依存を防ぐことができます。
スマホの利用に関するルールを親子でしっかり話し合い、健全な使い方を身につけさせましょう!
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