私が「教員」を辞めたいと思った出来事厳選5

教員の離職率が相変わらず高い今の日本で、教員として日々がんばっている先生方には頭が上がりません。

今日は、私が教員だった時代に、「教員」という仕事が心から過酷だと実感して「辞めたい」と思った出来事を紹介したいと思います。

少しでも教員という仕事がいかに先生方のボランティアや熱意によって成り立ってしまっているかが伝われば幸いです。

1.月残業時間が70時間は割と普通

私の勤務していた学校は週に6日登校日のある私立学校でした。定時は平日だと16時30分、土曜日は13時でした。しかし、当然部活動があるため、平日は部活終了後の19時00に退勤、土曜日は17時に退勤でした。

他の先生に比べるとかなり早い退勤でしたが、それでも平日は毎日2時間半の残業×5日=12時間半+土曜日は4時間の残業なので、週あたりの残業は16時間半程度です。月だと70時間弱は残業していました。

しかも、この70時間弱という労働時間に残業代は発生しません。完全にボランティアということになります。

労働基準法的にはなんだか変な話しですが、これが現実です。

年間だと840時間は最低でも「ただ働き」をしている状況です。

もし時給800円でも発生していたら…、考えるだけで恐ろしいですね。

2.親の中には子どもの教育に関しては全部が教員の仕事だと思っている

「家での携帯の使い方が悪いから指導してほしい」「塾へ行くように説得してほしい」「父と息子がけんかをしていて大変だ」「家事の手伝いをするように説得してほしい」などなど、家庭での教育も学校に投げてしまう親が増えてきました。

もちろん、学校の先生達は教育上必要であれば家庭教育にも介入するべきですし、そうしてくれる人が多いです。

しかし、時間は有限です。1人の家庭教育に介入することで、他の子の授業準備などに支障がでては元も子もありません。

親からの家庭教育の丸投げが近年増加しているように感じます。

3.年齢、性別で差別されることも多い

女性教員の場合、保護者から強く当たられる事が多い気がします。また、新卒教員の場合も、「若いから」という理由で文句いわれることも多いでしょう。

もちろん、女性のほうが良い、若い教員が良い、ということもあるので一概には言えません。

ただ、他の職業に比べるとこういった差別に悩む教員が多いのも事実です。

4.土日の部活動は当たり前

基本的に部活動は教員からすると「ただ働き」の対象です。

もちろん子ども達のために、教育上有益だと思うのでこちらも全力でサポートします。

しかし、親からは「なぜ日曜の練習はないのか」「練習試合を組んでくれ」「子ども達の部活に対するモチベーションが低い」などと文句が飛ぶこともあります。

5.毎日学校に電話をかけてくる保護者

家庭内で母親が孤立している場合などに多かった例として、毎日学校に電話をしてくる母親がいました。

大抵は、話しを聞いてほしいだけだったりします。例えば、「最近、子どもと上手くいっていない」「夫とうまくいっていない」など家庭の悩みをただ聞くだけです。

時々、私は「カウンセリングの先生だったかな」と思ってしまうこともありました。笑

sasint / Pixabay

今回は、私が教員を辞めたいと思った出来事を5つ紹介しました。

教員を辞めた今、現在がんばっている教師の方のために(これから教師を目指す学生のために)、教員の環境の労働環境を少しでもよくする手助けができたらと思っています。

少しでも、共感することがあれば、教員の過酷な現状を他の方にもシェアしていただけると幸いです。

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