今日は、インターナショナルスクールに通う場合の注意点について説明していきます。
ちなみに、私は現在、日本のとある私立学校にて教員をしています。
実は、帰国子女を積極的に受け入れている学校ということもあり、海外での学校選びは現場としての知見や経験がたくさんあります。
また、そもそも、大学院時代では帰国子女を専門で研究をしてきたため、様々な人が行った研究としてデータなどもたくさん見てきました。
なので、様々なことを考えた上でのメリットとデメリットを説明していきたいと思っています。
そもそもインターナショナルスクールにはたくさんの種類があります。
例えば、
アメリカの教育プログラムが展開されるアメリカンスクール
スイス発祥の国際カリキュラムである国際バカロレアプログラム など、です。
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そのため、いわゆる、海外現地の公立校(よく現地校と呼ばれます。)と、インターナショナルスクールは異なりますのでご注意ください。
海外のインターナショナルスクールに通う場合の最大のメリットはコスト
日本国内においてインターナショナルスクールに通うには年間で数百万が費用としてかかります。
しかし、海外の場合はその3分の1程度の値段まで抑えることができます。
近年の場合、教育を目的としてマレーシアなどに家族で移住を考えているご家庭も増加しました。
特に発展途上国は物価や生活費も安く、インターナショナルスクールを通わせることができるのです。
しかし、注意点もたくさんあります。
それは
国内のカリキュラムとは異なるということ
つまり、帰国することになった場合に、日本のカリキュラムにおいてはかなりの遅れをとる、ということです。
さらには、日本語力の低下も心配されます。
近年、海外で教育をうける子どもが増加していて、研究の蓄積もされてきました。
帰国子女の日本語力の低下は著しく、日常会話でも違和感がある子どもが増えてきています。
そのため、もしインターナショナルスクールに通うのであれば、
将来は海外の大学進学や海外での就職を考えている、
というのが1つの判断材料になります。
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