世界のユニークな「教科」と教育システム ~日本とは違う学び方~

今日は、世界のユニークな教科外国人が驚く日本の教育について説明していきます。

意外と皆さんにとっては「当たり前」が海外では評価されていたりします。

例えば、私はよく海外の学校に視察に行っていたのですが、よく聞かれたのは

「なぜ日本人は掃除を子供にさせるのか」

ということです。

実は当たり前の清掃の時間も海外では意外に思われていたりするのです。

今日はそんな海外と日本の教育の違いをぜひ紹介していきますね。

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世界のユニークな教科

世界で行われる授業は意外とその国の文化と密接に関わっていたりします。

いくつか紹介していきましょう!

幸福学(ブータン )

ブータンでは、「幸福(しあわせ)」について学ぶ教科があります。これは「GNH(国民総幸福)」という考え方に基づいたもので、生徒は「どうすれば人は幸せになれるのか?」「人とのつながりを大切にするには?」といったテーマを学びます。日本の道徳の授業に近い部分もありますが、もっと深く「人生の幸せ」について考えるのが特徴です。

ヨガ(インド )

インドでは、ヨガが正式な教科として取り入れられている学校があります。ヨガは体を動かすだけでなく、心を落ち着けたり、集中力を高めたりする効果もあるため、勉強の質を上げるために重要な教科と考えられています。

クリティカル・シンキング(シンガポール )

シンガポールでは、問題を分析し、論理的に考え、自分の意見をはっきり伝える力を育てる「クリティカル・シンキング(批判的思考)」という教科があります。例えば、ニュース記事を読んで「これは本当に正しい情報か?」と考えたり、自分の意見を論理的に説明する訓練をします。

④ 宗教(マレーシア)

マレーシアでは、公立学校で「イスラム教」の授業が必修になっています。イスラム教徒の生徒は「イスラム教育(ペンディディカン・イスラム)」を学び、ムスリムではない生徒は「道徳教育」を学ぶことが一般的です。このように、宗教教育が学校で重要な位置を占めている国もあります。

「日本の学校のここがスゴイ!」海外の人が驚くポイント 🇯🇵

日本の学校は、世界の学校と比べてユニークな特徴がたくさんあります!

外国の人が「えっ、そんなことするの?」と驚くポイントを紹介します。


生徒が学校を掃除する!

(海外の反応:「えっ!?清掃員いないの?」)

日本では、ほとんどの学校で生徒が教室やトイレ、廊下などを掃除します。海外では、学校の掃除は清掃員がやるのが一般的なので、「生徒が掃除をする」という文化に驚かれることが多いです。

✨ 理由:

  • 「学校を自分たちで綺麗にすることで、責任感を育てる」
  • 「感謝の気持ちを持つ」

特にヨーロッパやアメリカの人からすると、「生徒が掃除するなんて信じられない!」とびっくりされることが多いです。


給食をみんなで配る&食べる

(海外の反応:「先生も生徒も同じものを食べるの!?すごい!」)

日本では、小学校や中学校で「給食当番」があり、生徒が給食を配膳します。そして、先生も生徒と一緒に同じ給食を食べます。

🌍 海外では…

  • アメリカやヨーロッパの学校では、食堂で好きなものを買うのが一般的。
  • 先生と生徒が同じものを食べるのは珍しい!

日本の給食は「栄養バランスが取れている」として海外の教育関係者からも高く評価されています。

最近は特に発展途上国で給食制度を参考にしようと日本へ視察に来ているそうですよ!


宿題やテストの量が多い!

(海外の反応:「こんなに宿題が出るの!?大変すぎる!」)

日本の学校では、小学生でも宿題が毎日のように出ますし、中学生・高校生になるとさらに増えます。

🌍 海外では…

  • フィンランドやデンマークでは、宿題がほとんどない学校もある。
  • 「放課後は自由時間」 という国も多く、日本の「宿題の多さ」にびっくりする外国人が多い。
  • 「テストの数が多い!小テストまでやるの!?」と驚かれることも。

校歌をみんなで歌う

(海外の反応:「学校に歌があるの!?毎回歌うの?」)

日本の学校では、入学式・卒業式・始業式・終業式などで「校歌」を歌うのが一般的です。しかし、海外では「学校に専用の歌がある」こと自体が珍しいのです。

🌍 海外では…

  • 「国歌を歌うことはあっても、学校のオリジナルソングはない!」
  • 「みんなで歌うのはちょっと恥ずかしい…」と感じる外国人も。

体育の時間に「準備運動」と「整列」

(海外の反応:「えっ、体育の前にみんなでラジオ体操!?なんでそんなに整列するの?」)

日本では体育の時間に、みんなで列を作って「準備運動」をするのが一般的です。ラジオ体操やストレッチをすることで、ケガを防ぐ目的があります。

🌍 海外では…

  • 体育の時間に自由に動くことが多く、「整列して準備運動する」文化は珍しい。
  • 「そんなに統制が取れているのがすごい!」と驚かれる。

部活動

(海外の反応:「部活って強制?朝練もあるの!?毎日やるの!?」)

日本の中学校・高校では「部活動」が盛んで、特に運動部はかなり厳しい練習をすることもあります。

🌍 海外では…

  • クラブ活動は「週に1~2回」くらいが普通で、強制ではない。
  • 「休みの日まで部活があるなんて信じられない!」と驚かれることも。
  • 「朝練(朝の練習)」や「長時間の練習」があることにびっくりする外国人も多い。

以上、今日のホームルームを終わります。


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